Claude Codeを使い始めるとき、最初に気になるのは「結局いくらかかるのか」「無料で試せるのか」だと思います。この記事では、Anthropic公式の料金ページと公式ドキュメント(2026年9月8日に確認)に書かれていることだけをもとに、Claude Codeの料金体系を整理します。
先に結論
- Claude Codeは無料プランでは使えません。Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかの有料プランが必要です。
- 個人でビジネスに使うなら**Pro(月額$20、年払いなら月あたり$17)**が出発点です。
- 1日中使い続ける人や自動化を回す人はMax(月額$100から)。チーム導入はTeam(Standardで1席あたり月額$25、年払いなら$20)。
- 日本円の表示は公式にはありません。この記事の円換算は目安です。
なお、Claude Code道場(claudedojo.com)はAnthropic公式のサービスではなく、malna株式会社が運営する学習サイトです。Claude Code本体の料金と道場の料金は別物なので、記事の後半で切り分けて説明します。
目次
- Claude Codeは無料で使えるのか
- プラン一覧(2026年9月時点)
- 各プランの違いと選び方
- 使用量の上限はどう決まるのか
- 日本円でいくらか(目安の計算)
- APIで使う場合の料金(従量課金)
- 使用量と料金の確認方法
- プラン変更・解約
- Claude Code道場の料金は別物
- よくある質問
- まとめ
1. Claude Codeは無料で使えるのか
結論から言うと、Claude Code本体は無料プランでは使えません。
Anthropicの料金ページでは、Freeプランに含まれないものとして Claude Code、Claude Cowork、Projects などが明記されています。Claude Codeのデスクトップアプリの公式ガイドにも「Claude CodeにはPro・Max・Team・Enterpriseのいずれかの契約が必要」と書かれており、無料アカウントでCodeタブを開くとアップグレードの案内が表示されます。
「無料で試したい」場合の現実的な選択肢は次の2つです。
- claude.ai(チャット)の無料プランで、Claudeそのものの使い勝手を確かめる
- Proを1か月だけ契約して、Claude Codeを実務で試してから継続を判断する
Claudeのチャット(claude.ai)の料金プランについては、別記事のClaudeの料金プラン完全ガイド【Free/Pro/Max】で整理しています。この記事はClaude Code(ファイルやフォルダを直接扱うエージェント機能)を使う前提での料金の話です。
2. プラン一覧(2026年9月時点)
Anthropic公式の料金ページの表記をそのまま整理すると、次のとおりです。価格はすべて米ドルです。
| プラン | 料金(月払い) | 料金(年払い・月あたり) | Claude Code | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | 使えない | チャットのお試し |
| Pro | $20 | $17 | 使える | 個人のビジネス利用 |
| Max | $100から(Proの5倍または20倍の使用量を選択) | — | 使える | ヘビーユーザー・自動化を回す人 |
| Team Standard | $25/1席 | $20/1席 | 使える | チーム導入(一括請求・管理) |
| Team Premium | $125/1席 | $100/1席 | 使える | 使用量が多いメンバー(Standardの5倍) |
| Enterprise | 個別見積($20/席+使用量ベース) | — | 使える | 大企業。SSO・監査ログなど |
Maxプランは公式ページ上で「From $100」と表示され、Proの5倍と20倍のどちらかを選ぶ形です。20倍を選んだときの月額は、公式ページの選択画面で確認してください(2026年9月8日時点のページ上部には「From $100」のみ表示されています)。
3. 各プランの違いと選び方
Pro(月額$20)
個人がClaude Codeを仕事で使い始めるなら、まずここからです。公式ページの記載では、ProにはClaude CodeとClaude Coworkが含まれ、Freeより多い使用量とプロジェクト機能が使えます。
こんな人向けです。
- 議事録の整理、メール下書き、提案書のたたき台など、日々の業務にClaude Codeを組み込みたい
- まず1人で試して、効果が出たらチームに広げたい
Max(月額$100から)
MaxはProより使用量が大幅に多いプランで、5倍か20倍を選べます。公式ページでは「すべてのタスクでより高い出力上限」「新機能への早期アクセス」「混雑時の優先アクセス」が挙げられています。
こんな人向けです。
- 1日の大半をClaude Codeと一緒に作業している
- 複数のフォルダやプロジェクトで並行して自動化を回している
- Proの上限に週に何度も当たる
ProとMaxの詳しい比較はClaude MaxプランとProの違いにまとめています。
Team(Standard/Premium)
3人以上で使うなら、個人でProを契約するより、Teamで一括契約したほうが管理は楽になります。公式ページの記載では、Teamには一括請求と管理機能、Proより多い使用量が含まれ、席ごとにStandardとPremiumを選べます。Premiumは「Standardの5倍の使用量」です。
こんな組織向けです。
- 部署単位で導入し、請求と利用状況をまとめて管理したい
- 使う量に差があるメンバーが混在している(多い人だけPremiumにする)
チーム導入の進め方はチームにClaude Codeを導入する方法【管理者向け完全ガイド】を参考にしてください。
Enterprise
大企業向けで、料金は個別見積です。公式ページでは「$20/席+使用量」と表記され、ロールベースのアクセス制御、SCIM、監査ログなどが含まれます。セキュリティ部門の要件がある場合はこちらになります。
4. 使用量の上限はどう決まるのか
有料プランには使用量の上限があります。公式ページには「すべてのプランに、5時間ごとにリセットされるセッション単位の使用量上限がある」と書かれており、加えて「週や月の上限など、他の方法で使用量を制限することがある」とも明記されています。
覚えておきたい点は3つです。
- 上限はClaude(チャット)とClaude Codeで共有されます。Claude Codeでたくさん使うと、チャット側の残りも減ります(公式ヘルプセンターの記載)。
- 上限に当たると、時間が経つのを待つか、上位プランに切り替えるか、後述の「使用量クレジット」を有効にする、という選択になります。
- 使用量はモデルの選択や作業内容で大きく変わります。長い会話を続けるほど1回あたりの消費が増えるので、公式ドキュメントは作業が変わるたびに
/clearで会話を切ることを勧めています。
上限を超えて使いたいとき:使用量クレジット
有料プランには、上限に達した後も追加課金で使い続けられる「使用量クレジット(usage credits)」の仕組みがあります。Claude Code内で /usage-credits と入力すると設定画面が開き、Pro・Maxでは月ごとの上限金額を自分で設定できます。Team・Enterpriseでは管理者が組織・グループ・個人単位で上限を設定します(公式ドキュメント「Manage costs effectively」の記載)。
意図しない課金を避けたい場合は、使用量クレジットをオフにしておくか、月の上限金額を設定してください。
5. 日本円でいくらか(目安の計算)
Anthropicの料金ページに日本円の表示はなく、決済は米ドルです。請求額はカード会社の為替レートと手数料で変わるため、ここでは計算方法だけ示します。
- 計算式: 米ドル価格 × その時点の為替レート
- 例として1ドル=150円で計算すると、Proの月額$20は約3,000円、Maxの$100は約15,000円、Team Standardの$25は1席あたり約3,750円です
上の円換算は2026年9月8日時点の為替を反映したものではなく、計算例として1ドル=150円を置いたものです。実際の請求額は、契約時のレートとカード会社の手数料で前後します。消費税の扱いも請求時の表示で確認してください。
6. APIで使う場合の料金(従量課金)
Claude Codeは、Claude Console(API)のアカウントでも使えます。この場合は月額ではなく、使ったトークン量に応じた従量課金です。
公式料金ページに記載の最新モデルのAPI価格(入力/出力、100万トークンあたり)は次のとおりです。
| モデル | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Fable 5.1 | $10 | $50 |
| Opus 5 | $5 | $25 |
| Sonnet 5 | $2 | $10 |
| Haiku 4.5 | $1 | $5 |
公式ドキュメントによると、企業導入での平均コストは「開発者1人あたり1日約$13、月$150〜250」で、9割のユーザーは1日$30未満に収まるとされています。これはエンジニアがコードを書く使い方の数字なので、文書作成中心の使い方ではこれより少なくなるケースが多いと考えられますが、実際の消費は使い方次第です。
従量課金で使うかどうかの目安は「上限を気にせず大量に自動処理を回したいか」です。日常業務で使う範囲であれば、月額固定のProかMaxのほうが予算管理は簡単です。
7. 使用量と料金の確認方法
Claude Codeの中で /usage と入力すると、現在のセッションの使用量と、プランの使用量上限に対する消費状況が表示されます。Pro・Max・Team・Enterpriseでは、Skills・サブエージェント・MCPサーバーごとの内訳や、直近24時間と7日間の切り替えもできます。
デスクトップアプリのCodeタブでは、モデル選択の横にある使用量リングをクリックすると、コンテキストの使用量とプランの使用状況が確認できます。
Team・Enterpriseの管理者は、claude.aiの管理画面の利用状況レポート(CSV出力あり)で、メンバー別・モデル別の推定支出を確認できます。
8. プラン変更・解約
プランの変更と解約は、claude.aiの設定画面(Settings)から行います。Claude Code側に解約の操作はありません。解約の具体的な手順と、解約後にデータや設定がどうなるかはClaude Codeの解約・キャンセル方法にまとめています。
Team・Enterpriseは契約形態によって手続きが異なるため、管理者が契約時の案内に沿って進めてください。
9. Claude Code道場の料金は別物
Claude Code道場(claudedojo.com)は、malna株式会社が運営する、非エンジニアがClaude Codeを業務で使えるようになるための学習サイトです。Anthropicのサービスではないので、Anthropicへの支払いとは別です。
現在、道場の全章は期間限定で無料公開中です。ただし、道場の教材を進めるにはClaude Code本体が動く環境が必要なので、AnthropicのPro以上のプランは別途必要になります。「教材は無料、Claude Code本体はProの$20から」と覚えておいてください。
10. よくある質問
Q. Claude Codeだけを単体で契約できますか?
A. できません。Claude Codeはclaude.aiの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)に含まれる形で提供されています。Claude Code単体の料金プランはありません。
Q. ProとMaxはどちらを選ぶべきですか?
A. まずProで始めて、上限に頻繁に当たるようになったらMaxを検討する順番が無理がありません。上限に当たる頻度は /usage で確認できます。
Q. 途中でプランを変更できますか?
A. claude.aiの設定画面から変更できます。変更の反映タイミングや日割りの扱いは、変更画面の表示で確認してください。
Q. 法人カードで支払えますか?請求書払いはできますか?
A. Pro・Max・Teamはクレジットカード決済です。請求書払いなど個別の条件はEnterpriseの相談窓口で確認してください(公式ページに明記されていない部分は「未確認」です)。
Q. 日本語で使えますか?
A. 使えます。指示も出力も日本語で問題ありません。ただし、Anthropicの公式サポートは英語が中心です。
11. まとめ
- Claude Codeは無料プランでは使えず、Pro($20/月)以上が必要
- 個人はProから。上限に当たり続けるならMax($100から)
- チームはTeam Standard(1席$25/月、年払い$20)。使用量の多い人だけPremiumにできる
- 上限は5時間ごとにリセットされる枠と、週・月の枠がある。チャットと共有
- 日本円表示はない。円換算は為替レートとカード手数料で変わる
- 使用量は
/usage、追加課金の設定は/usage-creditsで確認・管理する
料金より大事なのは「毎月$20分の価値を仕事で引き出せているか」です。使い方の全体像はClaude Codeの使い方【非エンジニア向け】で、インストールはClaude Codeのインストール方法で解説しています。
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