この記事でわかること
- Mac・Windows それぞれの Claude Code インストール手順(ターミナル未経験でも対応)
- インストール後に最初にすべき3つの設定
- よくあるエラー7ケースとその解決方法
目次
- Claude Code とは何か
- 事前に必要なもの
- Mac へのインストール手順(Step 1〜6)
- Windows へのインストール手順(Step 1〜5)
- インストール後の初期設定3つ
- 初回起動後の確認チェックリスト
- よくあるエラーと対処法(7ケース)
- FAQ
- まとめ
- 公式情報ソース
Claude Code を使い始めるには、パソコンへのインストールが必要です。この記事では、Mac と Windows 両方の手順を、ターミナル未経験の方でもできるように解説します。
所要時間の目安:15〜30分
1. Claude Code とは何か
Claude Code とは、Anthropic が開発した AI アシスタントをターミナル(コマンドライン)から直接使えるツールです。ブラウザ上のチャット(Claude.ai)と違い、パソコン内のファイルを読み書きしたり、複数のファイルをまとめて処理したりできる点が特徴です。
ChatGPT や Claude.ai との最大の違いは、「ファイルシステムに直接アクセスできる」ことです。「このフォルダにある先月の報告書を全部読んで、今月版のたたき台を作って」という指示が通るのは、Claude Code だからこそです。非エンジニアのビジネスパーソンが実務で使う場合も、提案書・議事録・週次報告といった文書作成の時間を大幅に短縮できます。
2. 事前に必要なもの
- Anthropic アカウント(claude.ai で無料作成可)
- インターネット接続
- 管理者権限のある PC
Claude Code の利用には、Claude の有料プラン(Claude Pro、月額 $20)または Anthropic の API キーが必要です。API を使う場合は anthropic.com でキーを取得してください。
3. Mac へのインストール手順
Step 1: ターミナルを開く
「Spotlight 検索」(Command + Space)で「ターミナル」と入力して開きます。または、Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル でも開けます。
ターミナルとは、パソコンへの命令を文字で入力する画面です。普段使うアプリとは見た目が違いますが、操作は「文字を打ってEnterを押す」だけです。
Step 2: Homebrew をインストール(未インストールの場合)
Homebrew とは、Mac でソフトウェアを管理するためのパッケージ管理ツールです。多くの開発者が使っており、信頼性の高いツールです。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
「Press RETURN to continue」と表示されたら Enter を押します。インストールに数分かかります。途中でパスワードを求められたら、Mac のログインパスワードを入力してください(入力中は文字が表示されませんが、正常な動作です)。
Apple Silicon(M1/M2/M3/M4 チップ)搭載の Mac の場合、インストール完了後に以下のコマンドを実行してパスを通す必要があります。
echo 'export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
Step 3: Node.js をインストール
Node.js とは、JavaScript をパソコン上で動かすための実行環境です。Claude Code はこの上で動きます。
brew install node
インストール後、正常に入ったか確認します。
node --version
v20.x.x のような数字が表示されれば OK です。
Step 4: Claude Code をインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
-g は「グローバル(全体)にインストールする」という意味です。このオプションを付けることで、どのフォルダにいても claude コマンドが使えるようになります。
Step 5: ログイン
claude login
ブラウザが自動で開き、Anthropic のログイン画面が表示されます。アカウントでログインすると、ターミナルに「Logged in successfully」と表示されます。
Step 6: 動作確認
claude
これで Claude Code が起動します。「What would you like help with?」または日本語で「何かお手伝いできることはありますか?」と表示されれば完了です。Ctrl + C で終了します。
4. Windows へのインストール手順
Step 1: PowerShell を開く
スタートメニューで「PowerShell」と検索して、「Windows PowerShell」を右クリック → 「管理者として実行」を選択します。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認画面が出たら「はい」を選んでください。
Step 2: Node.js をインストール
Node.js の公式サイト(nodejs.org)にアクセスして、LTS 版(推奨版)をダウンロードしてインストールします。インストール中のオプション画面は、すべてデフォルトのままで問題ありません。
インストール後、PowerShell を再起動して確認します。
node --version
v20.x.x のような数字が表示されれば OK です。
Step 3: Claude Code をインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストールには1〜2分かかります。途中でセキュリティの確認が出た場合は「許可する」を選択してください。
Step 4: ログイン
claude login
Mac と同様に、ブラウザでログインします。
Step 5: 動作確認
claude
起動が確認できれば完了です。Ctrl + C で終了します。
5. インストール後の初期設定3つ
インストールが完了したら、すぐに使い始める前に以下の3つを設定しておくと、その後の使い勝手が大きく変わります。
設定1: CLAUDE.md を作成する
CLAUDE.md とは、Claude Code に「あなたのルールとスタイル」を記憶させるための設定ファイルです。一度書いておくと、起動するたびに自動で読み込まれます。
mkdir -p ~/.claude
nano ~/.claude/CLAUDE.md
最初はこれだけ書けば十分です。
# 私について
- 会社名: [あなたの会社名]
- 役職: [あなたの職種]
# 返答のルール
- 日本語のです・ます調で返答する
- 結論を最初に書く
ファイルを保存して(Ctrl + X → Y → Enter)ターミナルに戻ります。
設定2: 作業フォルダを用意する
Claude Code は「今いるフォルダ」の中のファイルを認識します。業務用の作業フォルダを作っておくと整理しやすくなります。
mkdir ~/claude-work
Claude Code を使うときは cd ~/claude-work でそのフォルダに移動してから起動するのがおすすめです。
設定3: 日本語入力の確認
ターミナルで日本語が入力できるか確認します。Claude Code を起動して、日本語で「こんにちは」と入力してみてください。文字化けせずに表示されれば問題ありません。
Windows で日本語入力がうまくいかない場合は、Windows Terminal(Microsoft Store から無料で入手可能)を使うと改善することが多いです。
6. 初回起動後の確認チェックリスト
インストールと初期設定が完了したら、以下を確認してください。
| チェック項目 | 確認方法 |
|---|---|
claude --version でバージョンが表示される | ターミナルで実行 |
claude で起動画面が出る | ターミナルで実行 |
| 日本語で話しかけて日本語で返ってくる | 「こんにちは」と入力 |
| CLAUDE.md が読み込まれている | 起動後に「私の会社名は?」と聞く |
| ファイルへのアクセスが動作する | 「現在のフォルダのファイル一覧を教えて」と聞く |
Ctrl + C で正常終了できる | 終了操作の確認 |
7. よくあるエラーと対処法
エラー1: 「Permission denied」が表示される(Mac)
原因: npm のグローバルインストールに権限が必要な状態です。
sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code
sudo を付けて実行してください。パスワードを求められたら Mac のログインパスワードを入力します(入力中は文字が表示されません)。
エラー2: 「node: command not found」が表示される
原因: Node.js が正しくインストールされていないか、パスが通っていません。
Mac の場合、Homebrew のインストール後に以下を実行してパスを通してください。
echo 'export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
その後 Step 3 からやり直します。Windows の場合は Node.js を再インストールし、インストール後に PowerShell を再起動してください。
エラー3: 「claude: command not found」が表示される
原因: Claude Code はインストールされていますが、パスが通っていません。
ターミナルを完全に閉じて再起動し、もう一度 claude と打ってみてください。それでも解決しない場合は以下を試します。
npm list -g @anthropic-ai/claude-code
インストール済みと表示される場合は、npm のグローバルパスを確認します。
npm config get prefix
表示されたパスの末尾に /bin を付けたフォルダが PATH に含まれているか確認してください。
エラー4: ブラウザが開かず claude login が進まない
原因: デフォルトブラウザの設定がない、または自動起動が無効になっています。
ターミナルに表示される URL を手動でコピーしてブラウザに貼り付けてログインしてください。ログイン完了後、ターミナルに自動でフィードバックが返ります。
エラー5: インストール中に「EACCES: permission denied」が出る(Mac)
原因: npm のグローバルディレクトリにアクセス権がありません。
sudo chown -R $(whoami) $(npm config get prefix)/{lib/node_modules,bin,share}
このコマンドで権限を修正してから、再度インストールを試みてください。
エラー6: Windows で「スクリプトの実行が無効になっています」と出る
原因: PowerShell のスクリプト実行ポリシーが制限されています。
管理者権限で PowerShell を開き、以下を実行します。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
「Y」を入力して確定した後、再度インストールを試みてください。
エラー7: 「network error」「ETIMEDOUT」など接続エラーが出る
原因: ネットワーク環境(社内プロキシ等)が原因です。
社内 Wi-Fi ではなく、モバイル回線やご自宅のネットワークで試してみてください。社内ネットワークでのプロキシ設定については、IT 部門に確認が必要な場合があります。
8. FAQ
Q: Claude Code は無料で使えますか?
A: Claude Code の CLIツール自体は無料ですが、利用には Claude の有料プラン(Claude Pro、月額 $20)または API キーが必要です。API の場合は使用量に応じて課金されます。
Q: スマートフォンでは使えますか?
A: Claude Code はパソコン(Mac・Windows・Linux)用のツールです。スマートフォンでは動作しません。AI アシスタントをスマートフォンで使いたい場合は、ブラウザ版の Claude.ai をご利用ください。
Q: インストールしてもすぐ使いこなせますか?
A: ターミナルに慣れていない場合、最初は戸惑うことがあります。ただし、Claude Code への指示は日本語で行えるため、「何かして」と日本語で話しかける感覚で始められます。慣れてくると、指示の精度が上がっていきます。
Q: 古い Mac でも動きますか?
A: macOS 12 (Monterey) 以降を推奨しています。それ以前の OS では動作しない場合があります。
Q: 会社のパソコンにインストールしてもいいですか?
A: 会社のセキュリティポリシーによります。インストール前に IT 部門または上長に確認することをおすすめします。個人所有の PC であれば問題ありません。
Q: アンインストールはできますか?
A: 以下のコマンドでアンインストールできます。
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
9. まとめ
- Claude Code のインストールは Node.js → npm install という2ステップが基本で、所要時間は 15〜30 分程度
- インストール後は CLAUDE.md の作成・作業フォルダの用意・日本語入力確認の3つを最初に済ませておくと後が楽になる
- よくあるエラーのほとんどは「権限問題」「パスが通っていない」「ネットワーク環境」の3種類に集約される
- エラーが出てもターミナルを再起動するだけで解決するケースも多い
- 最初に一度「できた」という体験をしておくと、その後の習熟スピードが上がる
10. 公式情報ソース
- Anthropic 公式ドキュメント: https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/getting-started
- Node.js 公式サイト: https://nodejs.org/ja
- Homebrew 公式サイト: https://brew.sh
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