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Claude Codeのスラッシュコマンド一覧——よく使うコマンドと実務での使い方

2026年4月8日

「Claude Codeにどんなコマンドがあるか知らないまま使っている」という方は、実は約7割に達します(claudecode道場の受講者アンケートより)。スラッシュコマンドを把握しているだけで、同じ作業を2倍のスピードでこなせることも珍しくありません。この記事では、実務で特に使用頻度の高いコマンドを表形式で整理し、それぞれの「いつ使うか」を具体的に説明します。


目次

  1. スラッシュコマンドとは何か
  2. よく使うコマンド一覧(表形式)
  3. 各コマンドの実務での使いどころ
    • /help:迷ったときの出発点
    • /clear:会話を新鮮な状態に戻す
    • /compact:長い作業の途中でコストを節約する
    • /review:コードや文章の品質チェック
    • /init:プロジェクト設定を最初に整える
  4. カスタムスラッシュコマンドの概要
  5. この記事のポイント
  6. よくある質問(FAQ)

1. スラッシュコマンドとは何か

スラッシュコマンドとは、Claude Codeのチャット欄に/(スラッシュ)から始まる短い文字を入力することで、特定の操作を素早く実行できる機能です。

「スラッシュコマンドを使う」という行為は、SlackやDiscordで/を入力して絵文字や投票を呼び出す感覚と同じです。毎回長い文章を入力しなくても、特定の機能を即座に呼び出せます。

Claude Code固有のスラッシュコマンドに加えて、自分でカスタムコマンドを登録することもできます。チームで頻繁に使う操作をカスタムコマンドにまとめておくと、新メンバーでも迷わず同じ操作ができるようになります。


2. よく使うコマンド一覧

コマンド機能使いどころ
/help使えるコマンドと機能の一覧を表示操作に迷ったとき・新規メンバーの初日
/clear現在の会話コンテキストをリセット別のテーマに移るとき・動作がおかしいとき
/compact会話の要約を圧縮してコンテキストを節約長い作業の途中でトークン消費を抑えたいとき
/reviewコードや文章をレビューしてフィードバックを得る成果物の最終チェック前
/initプロジェクトのCLAUDE.mdを自動生成する新しいプロジェクトを始めるとき
/bugバグ報告のフォーマットで問題を整理する動作しない原因を整理したいとき
/memory記憶ファイル(CLAUDE.md等)を直接編集するClaudeに覚えておいてほしいことを追加するとき
/cost現在のセッションのコスト・トークン使用量を確認費用を意識しながら使いたいとき

3. 各コマンドの実務での使いどころ

/help:迷ったときの出発点

/helpを入力すると、現在使えるコマンドの一覧と簡単な説明が表示されます。

新しくClaude Codeを使い始めたチームメンバーへの最初の案内として「まず/helpを打ってみて」と伝えるだけで、自力で機能を探せるようになります。使い方で詰まったとき、ChatGPTに聞いたり検索したりする前に、まず/helpを確認する習慣をつけることをお勧めします。

/clear:会話を新鮮な状態に戻す

Claude Codeは会話の流れ(コンテキスト)を覚えながら作業を進めます。これは便利な反面、前の作業の内容が影響して新しい作業がうまくいかないことがあります。

「さっきまでのことは忘れて、新しい話をしたい」というときに/clearを使います。別のプロジェクトに切り替えるとき、前の会話内容が混入して誤動作しているとき、動作がおかしくなったとき、これらのシーンで有効です。

/compact:長い作業の途中でコストを節約する

Claude Codeはトークン(使用量の単位)に応じて費用が発生します。作業が長くなるほど会話の記録が積み上がり、トークン消費が増えます。

/compactを使うと、これまでの会話を要約・圧縮してコンテキストを維持しながらもトークン使用量を減らせます。1時間以上かかる長い作業の途中や、「なんかさっきより返答が遅くなった気がする」と感じたタイミングで試してみてください。

/review:コードや文章の品質チェック

作業が完了した後、「本当にこれで問題ないか」を確認したいときに使います。/reviewと入力するとClaude Codeがファイルや直前の変更をレビューしてフィードバックを出してくれます。

コードのバグチェックだけでなく、文章の誤字脱字確認や、提案書の論理構造チェックにも使えます。成果物を送信・公開する直前の最終チェックとして習慣にするとよいです。

/init:プロジェクト設定を最初に整える

/initはプロジェクトのルールや背景情報をClaude Codeに伝えるための設定ファイル(CLAUDE.md)を自動で作成するコマンドです。

新しいプロジェクトを始めるときに最初に実行すると、そのプロジェクトの特性をClaude Codeが把握した状態で作業を始められます。「毎回同じ説明を最初にしている」という場合は、/initで設定ファイルに書いておくことで省略できます。


4. カスタムスラッシュコマンドの概要

Claude Codeでは、自分でコマンドを作成して登録することができます。これを「カスタムスラッシュコマンド」または「スキル」と呼びます。

たとえば、毎週月曜に同じフォーマットで週次レポートを作成する作業があるなら、/weekly-reportというカスタムコマンドを作っておけば、入力するだけで自動で実行されます。

カスタムコマンドはMarkdown形式のファイルで定義します。ファイルの中に「このコマンドが呼ばれたら何をするか」を自然言語で書くだけです。プログラミングの知識は必要ありません。

チームで共通のカスタムコマンドを作ることで、「あの人はできるけど自分にはできない」という属人化を防げます。claudecode道場のカリキュラムでは、業種別のカスタムコマンドテンプレートを提供しています。


5. この記事のポイント

  • スラッシュコマンドは/から始まる短い入力で特定の操作を即座に実行できる機能
  • /helpで機能一覧を確認、/clearで会話をリセット、/compactでコスト節約
  • /reviewは成果物の最終確認前の習慣に、/initは新規プロジェクトの最初に実行する
  • カスタムコマンドを作ると繰り返し作業を1コマンドで実行できる
  • チームで共通コマンドを整備することで、AI活用の属人化を防げる

よくある質問(FAQ)

Q. スラッシュコマンドはClaude Codeのどのバージョンでも使えますか?

A. 主要なコマンドは現行バージョンで対応していますが、機能は随時更新されます。最新の対応状況はAnthropicの公式ドキュメントでご確認ください。

Q. カスタムコマンドを作るのは難しいですか?

A. MarkdownファイルにClaude Codeへの指示を自然言語で書くだけです。「このコマンドを実行したら、まず〇〇をして、次に〇〇を確認して、最後に〇〇を出力してください」というテキストがそのままコマンドの定義になります。claudecode道場ではテンプレートを提供しているため、最初はコピーして使うことができます。

Q. /compactを使うとそれまでの会話内容が消えますか?

A. 消えません。内容を要約・圧縮して、Claudeが作業を続けるのに必要なコンテキストは保持します。ただし、細かいやり取りの詳細は省略されることがあります。

Q. /costはいつ使えば効果的ですか?

A. 長時間の作業の途中や、「今日どのくらい使ったか」を確認したいときに有効です。チームでClaude Codeを管理している場合、月の使用量を定期的に確認する習慣を作るとコスト管理がしやすくなります。

Q. コマンドを間違えて入力した場合、何か問題が起きますか?

A. /clearなど一部のコマンドはその場で効果が出るため、実行前に意図を確認することをお勧めします。大半のコマンドは情報表示や設定変更にとどまるため、誤入力による重大な問題は起きにくいです。


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