Claude Code道場
Claude Code道場by malna
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業務効率化初級

会議の録音・文字起こしからアクションアイテムを自動抽出する方法

所要時間30分 → 3分
2026年3月31日

前提

  • Claude Code がインストール済みであること
  • ZoomまたはGoogle Meetの文字起こし機能が有効になっていること(またはRimo/Notta等の外部文字起こしサービスを利用していること)
  • Notion MCPまたはSlack MCPが設定済みであること(自動投稿する場合)
  • 会議参加者のSlack IDが手元にあること

問題:会議後の「整理作業」に毎回30分消えていた

1時間の会議が終わった後の作業内訳を計測してみると次のようになる。

  1. 文字起こしをざっと読む — 5分
  2. アクションアイテムをピックアップ — 10分
  3. 担当者・期日を確認・補完 — 5分
  4. Notionにタスクを1件ずつ手入力 — 10分
  5. Slackにサマリーを整形して投稿 — 5分

合計:約35分 / 会議1本

週に5本の会議があると、毎週3時間がこの「整理作業」に消える。しかもこれは会議本体とは別で発生するコストだ。

問題は、「決定事項」「アクションアイテム」「未決事項」の3分類は文字起こしを読んだ人間がやるべき判断ではなく、テキスト処理で自動化できる作業だという点にある。


CLAUDE.md への事前設定

会議後の処理をスキル化するためにCLAUDE.mdに定義しておく。

## 会議後の定型処理(/meeting-wrap)

毎回の会議後に以下を実行する。「/meeting-wrap」と言われたら起動する。

### 処理の流れ
1. 渡された文字起こしファイルまたはテキストを読み込む
2. 決定事項 / アクションアイテム / 未決事項に分類する
3. Slack #meeting-actions に投稿する
4. Notion タスクDB(ID: 1234567890abcdef)にアクションアイテムを登録する

### 担当者名 → Slack IDマッピング
高橋 → UCYA37NTT
田中 → U01XXXXXXX
鈴木 → U02XXXXXXX
佐藤 → U03XXXXXXX

### NotionタスクDBのプロパティ構造
- タイトル:アクションアイテムの内容
- 担当者:担当者名(テキスト型)
- 期日:YYYY-MM-DD
- 優先度:高 / 中 / 低
- 会議日:YYYY-MM-DD
- ステータス:未着手

### 分類ルール
- アクションアイテム:特定の人が何かをする必要があると判断できる発言
- 決定事項:「〜にしましょう」「〜で行きます」等の確定表現
- 未決事項:「次回確認」「要検討」「持ち越し」等の発言
- 担当者が不明な場合は「未定」、期日が言及されていない場合は「要確認」とする

プロンプト:文字起こしからアクションアイテムを抽出

Zoom/Meetの文字起こしをテキストファイルとして保存して以下を実行する。

以下の会議の文字起こしから、アクションアイテムを抽出してください。

【会議情報】
日時:2026年3月31日 15:00〜16:00
参加者:高橋(司会)、田中、鈴木、佐藤

【文字起こし】
高橋:先週のLP改修の件ですが、デザイナーへの依頼はどうなりましたか。
佐藤:先週は少し遅れてしまって、まだ依頼できていないです。
高橋:分かりました。今週中に依頼できますか。
佐藤:はい、木曜日までにやります。
田中:広告予算の件は先週決まったとおり150万円でいいですよね。
高橋:そうです。4月からの予算は150万円で確定です。
鈴木:求人票の件なんですが、営業ポジションの文言を少し変えたほうがいいかなと思っていて。
高橋:具体的にどこを変えたい?
鈴木:「高い目標を達成できる方」という表現が少し圧に感じるかなと。
高橋:なるほど。鈴木さん、代替案を一度考えてきてもらえますか。
鈴木:分かりました、来週月曜日までに持ってきます。
高橋:あと、クライアントCの新規提案なんですが、誰が担当するか決めないといけないですね。
田中:自分は来週少し余裕があるので、やってみます。
高橋:ありがとうございます。提案書のたたき台を来週水曜日までにお願いできますか。
田中:了解です。

【出力形式】
以下の構造で出力してください:

## 決定事項
- (決まったことを箇条書き)

## アクションアイテム
| No | 内容 | 担当者 | 期日 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|

## 未決事項・次回確認
- (持ち越しになったことを箇条書き)

実際の出力

## 決定事項
- 4月からの広告予算は150万円に確定
- クライアントC新規提案の担当は田中に決定

## アクションアイテム
| No | 内容 | 担当者 | 期日 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | LPデザイナーへの改修依頼 | 佐藤 | 4/3(木) | 高 |
| 2 | 営業求人票の文言代替案の提案 | 鈴木 | 4/7(月) | 中 |
| 3 | クライアントC提案書のたたき台作成 | 田中 | 4/9(水) | 高 |

## 未決事項・次回確認
- 特になし(すべてのアクションアイテムに担当者と期日が確定)

Slack投稿プロンプト

抽出結果をそのままSlackに投稿する。

上記のアクションアイテムをSlack mrkdwn形式に変換して、
#meeting-actions チャンネルに送信してください。

担当者名はCLAUDE.mdのマッピングに従ってSlackメンションに変換してください。

実際のSlack出力:

*[2026/3/31 MTG] アクションアイテム*

*決定事項*
- 4月からの広告予算は150万円に確定
- クライアントC新規提案の担当は田中に決定

*アクションアイテム*
1. <@U03XXXXXXX> LPデザイナーへの改修依頼 → *4/3(木)まで*
2. <@U02XXXXXXX> 営業求人票の文言代替案の提案 → *4/7(月)まで*
3. <@U01XXXXXXX> クライアントC提案書のたたき台作成 → *4/9(水)まで*

*未決事項*
- なし

Notion登録プロンプト

上記のアクションアイテムを、CLAUDE.mdに定義したNotionタスクデータベースに登録してください。

会議日:2026-03-31
各アイテムのステータスはすべて「未着手」で登録してください。

精度チューニング:よくある問題と対処

問題1:アクションアイテムと決定事項が混在する

症状:「広告費を150万円で行きましょう」が決定事項ではなくアクションアイテムに分類される。

対処:分類基準を明示する。

分類の判断基準を以下の通りにしてください:
- 決定事項:「〜に決まりました」「〜で確定」「〜にします」のように、
  その場で結論が出た事項
- アクションアイテム:「〜をお願いします」「〜までにやります」のように、
  特定の人が今後何かをする必要がある事項
両方に当てはまる場合は、アクションアイテムを優先してください。

問題2:期日が「来週」「今月中」のような相対表現になっている

症状:期日カラムが「来週月曜」になっていてNotionに日付型で登録できない。

対処:会議日を基準に変換を指示する。

期日はすべて「YYYY-MM-DD」形式の絶対日付に変換してください。
会議日:2026-03-31
「来週月曜」→ 2026-04-07
「今週木曜」→ 2026-04-03
「来月末」→ 2026-04-30

問題3:発言者が途中で入れ替わって担当者の特定が曖昧になる

症状:「やります」と言った人が文脈から判断できず「未定」になってしまう。

対処:会議参加者リストを先に渡しておく。

この会議の参加者:高橋(司会)、田中、鈴木、佐藤
「やります」「確認します」等の発言は、直前に発言した参加者の担当として判定してください。
どうしても特定できない場合のみ「未定」としてください。

発展:複数会議にまたがるタスクの週次サマリー

毎週金曜日に「今週の全会議のアクションアイテム」をまとめて週次レビューを出す。

以下の今週のアクションアイテム一覧をもとに、週次タスクサマリーを作成してください。

【今週のNotionタスクDB出力(JSON形式)】
[Notionのタスクリストを貼り付けまたはMCP経由で取得]

出力内容:
1. 今週完了したタスク数と未完了タスク数
2. 期日超過しているタスク(赤フラグ)
3. 来週期日のタスク一覧(担当者別)
4. 担当者ごとのタスク数の偏り

Slack #weekly-review に送信してください。
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