Claude Code道場
Claude Code道場by malna
無料で全章へ
← 事例一覧
業務効率化初級

Claude Codeで日報・週報を自動生成してSlackに送る方法

所要時間20分 → 2分
2026年3月31日

前提

  • Claude Code がインストール済みであること
  • Slack MCPが設定済みであること(または SLACK_BOT_TOKEN が環境変数に設定されていること)
  • 日次のメモをテキストファイルまたは箇条書きで記録していること
  • KPI目標値が事前に決まっていること(月次目標)

問題:「毎日やること」だから積み重なると大きかった

日報作成の作業内訳を計測してみると次のようになる。

  1. 今日やったことを思い出してリストアップ — 5分
  2. KPIの進捗を確認して数字を入力 — 5分
  3. Slackフォーマットに整形(マークダウン調整) — 5分
  4. 課題・気づき・明日の予定を書く — 5分

合計:約20分 / 日

月20営業日で400分(約6.5時間)。週報も含めると月7〜8時間が「書く作業」に消える。

しかも日報は「書くこと」が目的化しやすい。「今日何をやったか」を整形するだけで終わり、「なぜそれをやったか」「次に何をすべきか」という思考が薄くなる。

フォーマット変換はClaude Codeに任せることで、人間は「メモを書くこと」と「考えること」に集中できる。


CLAUDE.md への事前設定

日報・週報の定型処理とKPI定義をCLAUDE.mdに書いておく。

## 日報・週報の定型処理

### 日報(毎日17:30)
~/daily-logs/ のその日のファイル(YYYY-MM-DD.txt)を読んで日報を生成。
送信先:Slack #daily-report

### 週報(毎週金曜17:00)
週5日分の日報ログ(月〜金)を読んで週報を生成。
送信先:Slack #weekly-report

### フォーマット要件(日報)
- Slack mrkdwn形式
- セクション:今日の成果 / 数値進捗 / 課題・気づき / 明日の予定
- 全体200字以内に収める(読みやすさのため)

### フォーマット要件(週報)
- 今週の主な成果(3〜5点)
- KPIサマリー(パイプ記法の表)
- 来週に持ち越すタスク
- 来週の優先アクション(3点)

### KPI定義(毎月1日に更新する)
- 新規クライアント獲得:目標3件/月
- 広告管理件数:目標10件/月
- 月次売上:目標300万円/月

### エラー処理
- メモファイルが存在しない場合:Slack DM(UCYA37NTT)で「今日のメモファイルがありません」と通知

プロンプト:メモ書きから日報を生成

以下のメモから、Slack用の日報を作成してください。

【今日のメモ(箇条書きでOK)】
- クライアントAの定例MTG(10-11時)。LP改修の要件確認。来週月曜に叩き台を出すことになった
- 広告レポート作成。先週比でCPA改善。Meta+8%、Google-3%
- 求人票3件作成。営業・CS・バックオフィス
- 田中さんのオンボーディング対応(2時間くらい)
- 夕方に社内Slack整理

【KPI進捗(今月)】
- 新規クライアント獲得:目標3件 → 現状1件
- 広告管理件数:目標10件 → 現状8件

実際の出力(日報)

*3/31(月)日報 — 高橋*

*今日の成果*
- クライアントA定例MTG完了。LP改修要件を確認し、来週月曜にたたき台を提出予定
- 広告レポート作成(Meta CPA +8%改善 / Google -3%)
- 求人票3件新規作成(営業・CS・バックオフィス)
- 田中さんオンボーディング対応

*KPI進捗(3月)*
新規獲得:1/3件(33%)| 広告管理:8/10件(80%)

*課題・気づき*
新規獲得が目標に対して遅れ気味。今週の商談パイプラインを確認して、後半で巻き返す具体策が必要。

*明日の予定*
- クライアントB提案書作成(優先)
- 求人票のフィードバック確認

プロンプト:週次ログから週報を自動生成

以下の今週5日分のメモをもとに、週報を作成してください。

【月曜のメモ】
- クライアントA定例MTG。LP改修要件確認
- 広告レポート作成(先週比CPA改善)
- 求人票3件作成

【火曜のメモ】
- クライアントB提案書作成(4時間)
- 新規商談1件(株式会社〇〇)
- 社内定例MTG

【水曜のメモ】
- クライアントB提案書完成。送付
- 採用面接1名(営業候補)
- 広告入稿作業(クライアントC)

【木曜のメモ】
- 新規商談2件(午前・午後)
- クライアントAからのフィードバック対応
- 週次レポート確認

【金曜のメモ】
- クライアントC定例MTG
- 来週の商談スケジュール調整
- 社内振り返りMTG

【今月のKPI実績】
- 新規クライアント獲得:1件(目標3件)
- 広告管理件数:8件(目標10件)

実際の出力(週報)

*[Week 13] 週報 — 高橋一志*
集計期間:2026/3/25(月)〜 3/29(金)

*今週の主な成果*
1. クライアントB新規提案書を作成・送付(商談フェーズ進行中)
2. 新規商談3件実施(うち1件が提案フェーズへ進行)
3. 採用選考1名実施(営業候補・次回面接へ)
4. 週次広告レポート作成・自動化スキーム試運転

*KPIサマリー(3月累計)*
| KPI | 目標 | 実績 | 進捗 |
|---|---|---|---|
| 新規クライアント獲得 | 3件 | 1件 | 33% |
| 広告管理件数 | 10件 | 8件 | 80% |

*持ち越しタスク*
- クライアントA LP改修たたき台(来週月曜)
- 求人票フィードバック反映

*来週の優先アクション*
1. クライアントB商談クローズ(月曜中にフォロー連絡)
2. 新規候補2社への提案書作成
3. 新規クライアント獲得数の遅れを挽回する商談設定(2件以上)

精度チューニング:よくある問題と対処

問題1:「課題・気づき」が毎回同じ内容になる

症状:「引き続き取り組んでいきます」のような形式的なコメントが出てくる。

対処:課題の書き方を指定する。

「課題・気づき」は以下の構造で書いてください:
- 具体的な数値やファクト(「新規獲得が1/3件」など)
- そこから読み取れる問題(「後半2週間で2件が必要」など)
- 来週のアクション示唆(「火・木の商談設定を優先」など)

「引き続き〜」「頑張ります」などの抽象的な表現は使わないでください。

問題2:週報のKPIサマリーに今週分と月累計が混在する

症状:週次の成果と月累計の数値が混ざって読みにくくなる。

対処:集計期間を明示的に分けて指示する。

KPIサマリーは以下の2ブロックに分けてください:
1. 今週の新規アクション数(この週だけの数値)
2. 月累計の進捗(目標に対する現在地)

今週数値:商談数3件・提案書1件・採用面接1件
月累計:新規獲得1/3件・広告管理8/10件

問題3:Slackの投稿が長すぎて読まれない

症状:生成された日報が400字を超えていてSlackで流し読みされてしまう。

対処:優先度付きの圧縮を指示する。

日報は以下の優先度で情報を選択してください:

必ず含める:
- 今日の最重要成果(1〜2件のみ)
- KPI進捗(数値のみ。1行で)
- 明日の最優先タスク(1件)

省略可能:
- ルーティン作業(「MTG参加」「Slack確認」等)
- 進行中で成果が出ていないもの

全体200字以内を厳守してください。

発展:毎日17:30に自動実行するSkillを設定

毎日17:30に日報生成を自動実行するSkillを作成してください。

処理の流れ:
1. ~/daily-logs/YYYY-MM-DD.txt を読み込む(当日のメモファイル)
2. CLAUDE.mdの日報フォーマットに従って整形する
3. Slack #daily-report に投稿する

エラー処理:
- ファイルが存在しない場合 → Slack DM(UCYA37NTT)で「今日のメモファイルが見つかりません」と通知
- Slack送信失敗 → 3回リトライ後に同じくDMで通知

週次処理(金曜17:00):
- 月〜金の5ファイルを読み込んで週報を生成
- Slack #weekly-report に投稿
Claude Code日報週報Slack自動化業務効率化報告書

関連事例

会議の録音・文字起こしからアクションアイテムを自動抽出する方法

30分 → 3分

→

Claude Code道場

自分でも再現してみよう

全19章のハンズオン研修。インストールから実務自動化まで、プログラミング不要。

無料で始める

クレジットカード不要

© 2026 malna Inc. · Claude Code道場